ストーリー
すべては10年前の、冬の日に始まった。
時にE.R.2035年。
最初の≪フィアレム≫が天空の彼方より地上に舞い降りた。
最初の≪フィアレム≫が天空の彼方より地上に舞い降りた。
肉と金属が融合した体組織を持つ、謎の巨大生命体。
禍々しくも、しかしどこか神々しくすらある彼らは本能のままに破壊活動を開始した。
この事態に国家議会はロボット兵器法案を可決。
膨大な費用を投じ、既に基礎開発が完了していたロボット兵を実戦に投入することとなる。
膨大な費用を投じ、既に基礎開発が完了していたロボット兵を実戦に投入することとなる。
人類の代わりに全ての戦闘任務を遂行できる対フィアレム人工知能を搭載したアンドロイド特殊部隊≪エクティス≫。
第一世代エクティスは期待通りの戦果を挙げフィアレムの脅威は消えたかに思えた。
そう、あの日までは……。
第一世代エクティスは期待通りの戦果を挙げフィアレムの脅威は消えたかに思えた。
そう、あの日までは……。
E.R.2040年、空を埋め尽くす程の大量のフィアレムが降下、世界中が恐怖で覆われる。
人類は数万の第三世代、第四世代エクティスを投入し、4年の歳月をかけ辛くも勝利する。
しかし損害は大きく、エクティスの戦闘力不足は否めなかった。
人類は数万の第三世代、第四世代エクティスを投入し、4年の歳月をかけ辛くも勝利する。
しかし損害は大きく、エクティスの戦闘力不足は否めなかった。
そして第三次大規模侵攻が予見された時、事態打開のために国家議会は細胞成長因子CGF-3による生物を巨大化させる技術に注目。
人間そのものを巨大兵器として投入することを決断した。
人間そのものを巨大兵器として投入することを決断した。
しかし、巨大化できるのは巨大化適性DNAを持つごく一部の人間のみ。
ヒトゲノムの98%を占めるノンコーディングDNAの中にある、合成酵素ポリメラーゼαににたタンパク質≪巨大化適性遺伝≫を持つ人間だけだった。
ヒトゲノムの98%を占めるノンコーディングDNAの中にある、合成酵素ポリメラーゼαににたタンパク質≪巨大化適性遺伝≫を持つ人間だけだった。
そして数年後……。
国土安全保障省対フィアレム特化部隊≪ラグナストライカーズ≫が結成される。
これに抜擢されたのは≪巨大化適性遺伝≫を持つ6人の少女たちだった。